創業者インタビュー~STOMP SKUNK~

更新日:2018年04月13日

創業のきっかけや創業準備の体験談など、実際に茨木市で創業した皆さんの生の声をお届けします!

店舗内のキッチンにて店長の岡本康さんを写した写真。

Q.現在の事業内容は?

2016年8月、阪急茨木市駅近くの商店街にスタンディングバーをオープンしました。7、8人が入るといっぱいになるぐらいの小さなお店ですが、お客さん同士の仲も良く、わいわいと賑やかな雰囲気の中でワインや日本酒を楽しんでいただけます。

店名の「STOMP SKUNK」は、「足を踏み鳴らすスカンク」という意味。他のお店であまりモチーフになっていない動物を、ということでスカンクを選びました。最近ではお客さんが持ってきてくれたぬいぐるみなどで、店内はスカンクグッズで埋まりつつあります(笑)

店舗内に置かれているスカンクのぬいぐるみを写した写真。
お客さんが持って来られたスカンクのグッズが店内に並んでいる様子を写した写真。
ワングラスハンガーの上にキノコの絵が飾られている。奥にはスカンクのキャラクターが描かれた絵が飾られている。

フードでは、アスパラ菜や赤じく水菜など、ちょっと変わった地元産野菜を使用したサラダも人気です。ご家庭では食べられない「ひと手間をかけた」料理が当店の自慢でもあります。

地元茨木の中尾酒造で製造されているお酒が並んでいる写真。
魚料理を調理中のフライパンを写した写真。
グラスハンガーにたくさんのワイングラスが掛けられている様子を写した写真。

Q.創業のきっかけは?

出身は大阪市東淀川区です。高校を卒業後、寝具の生地メーカーに就職しましたが8年ほどで退職。

その後は妻の家業を引き継ぐかたちで、クリーニング店の店主となりました。ただとことんこだわりたい性格からか、クリーニングの全工程をすべて手作業で仕上げないと気が済まなくなって(笑)手間とコストが膨大にかかることに加え、家庭内の事情もあって5年ほどで店を閉めてしまいました。

その後は食品会社に再就職し、そこで営業職として約20年間勤めました。20代の頃から「いつか自分で飲食店を経営してみたい」という想いを持ち続けていましたが、子ども2人が小さかったこともあり、サラリーマン時代にはなかなか開業を決断することはできませんでした。

でも50歳という節目の年を目前に、「今が最後のチャンス」と一念発起して会社を退職。ちょうどその年に、下の子が無事に大学に合格できたこともタイミングとしては大きかったと思います。

Q.創業地に茨木を選んだ理由は?

キッチンでの岡本さんの様子を写した写真。

前職の営業職時代に、たまたま茨木市周辺が担当エリアになったことがありました。

その時に感じたのが、茨木は本当にいい方ばかりですごく仕事がしやすいということ。

この地との相性の良さを感じ、「お店を開くなら、こんな場所がいいな」と漠然と考えていました。

またちょうど物件探しをしているときに、高校時代にお世話になった方から、茨木市内の古民家を紹介してもらったという偶然もありました。「ここ空いているみたいだよ」って。

結局、その話はうまくまとまらなかったんですが、この町で店を開きたいという想いはますます強くなっていきました。

そんなあるとき、知人から「茨木心斎橋商店会のお店が急に閉店することになったらしい」という情報を得たんです。しばらく様子を見ていると、その情報の通り、今のこの場所がすぐに空いて…。

前も飲食店でしたので、カウンターや内装などかなりの部分をそのまま使うことができましたので改装工事費の面でも非常に助かりました。改めて茨木市との縁を強く感じましたね。

Q.役立った創業支援制度は?

店をオープンするにあたり茨木市の「創業促進事業補助」という制度を利用しました。これは事業計画書を作成して専門家によるアドバイスを受けると、改装工事費や賃借料の一部が補助されるという制度です。

もちろん会社を辞める前に、ある程度の開業資金は貯蓄していましたが、オープンしてすぐに店が軌道に乗るという保証はどこにもありません。独立前というもっとも不安な時期だったからこそ、この補助金の存在は非常に心強かったですね。

また開業後には、茨木市が主催する飲食店と農業者の交流会に参加しました。実は最初にお話しした「アスパラ菜」「赤じく水菜」などの地産野菜は、この交流会で知り合った生産者の方から、直接仕入れさせて頂いているものなんです。

直接仕入れているというアスパラ菜、赤じく水菜を写した写真。

会場にその生産者が野菜を持って来られていて、味見をさせてもらったところものすごく美味しくて。このような新しい「出会い」を行政が支援してくれると、事業の可能性も大きく広がりますよね。

Q.創業してよかったと思うことは?

店で出している料理やお酒はすべて、僕が本当に「おいしい」と納得したものばかりです。だからこそお客さんに味を喜んでいただけた瞬間というのは、本当に大きなやりがいを感じることができます。

この感情って、創業を決意しなければ、絶対に感じられなかったものですからね。

当店はスタンディングバーなんですが、実は2時間も3時間もゆっくり過ごされる方が多いんです。お客さんいわく、カウンターの高さが体重を預けるのに絶妙な高さなんだとか(笑)

他のお客さんとの会話を楽しみたい方、1人で料理やお酒を楽しみたい方など嗜好はさまざまですが、さらに「居心地がいい立ち飲み」店になることを目指し、工夫を重ねていきたいですね。

Q.今後の目標は?

当面の目標としては、まずは店の存在をより多くの茨木市民の方に知ってもらうことが第一です。店の前は商店街ではありますが、実はあまり人の流れが多い場所ではなくて。

例えばより目立つ位置にスカンクの看板を置いてみたり、夏場は最初から扉を開けたままにして、初めてでも入りやすく感じてもらえるようにしてみたり…。今後もいろいろと試行錯誤をしていくつもりです。

もう1つは、なるべく早く店の「名物メニュー」を完成させることです。わざわざ食べに来ていただけるようなメニューができれば、初めての方にも入っていただきやすくなりますから。

今は「南インドカレー」を開発中。バスマティライスは香りがとってもよくて、しっかりとした辛さがクセになりますよ。時間があればぜひ1度、食べにきてみてくださいね。

店舗で取り扱いのあるワインを写した写真。
開発中のメニュー「南インドカレー」のルーが入った鍋を写した写真。
皿に盛られた南インドカレーを写した写真。
STOMP SKUNKの外観を写した写真。入口にはスカンクの絵が描かれた看板が立てかけられており、大きくオープンと書かれている。

【店舗情報】
店名:STOMP SKUNK
住所:茨木市元町3-1
電話:072-665-8858
営業:16時~23時
定休:日曜日(祝日は不定休)

完全禁煙

この記事に関するお問い合わせ先

茨木市 産業環境部 商工労政課
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