創業者インタビュー~PAUL FRAIN CAFE&DINER~
創業のきっかけや創業準備の体験談など、実際に茨木市で創業した皆さんの生の声をお届けします!
市内でスペインバルを営む金子さん。
開業されるまでのお話や料理に対する想い・今後の展望などについてお伺いしました。
Q.現在の事業の内容は?
パエリヤやアヒージョなどのスペイン料理のほか様々な洋食を提供する、いわゆるスペインバルのような形態です。お酒はワインやウイスキーを中心にこだわりのある銘柄を揃えています。また出店場所が住宅街ということもあり、お酒だけでなく料理や店の雰囲気も楽しんでいただけるようなお店を目指しています。
Q.創業のきっかけは?
幼少期より料理が好きで、美味しいものを食べることに幸せを感じていました。いつかは自分の店を持ちたいと思い飲食業界へ進み、必要な知識、技術を勉強してきました。コロナ禍で悩みもありましたが、それでもやっていけるというビジョンが自分の中で見えたこと、そして今の物件に巡り合えたことがきっかけで創業を決意しました。
Q.創業地に茨木を選んだ理由は?
独立を考え始めたとき、どこで創業するか考えました。その中で、やはり自分が生まれ育ったまち「茨木」で創業したいと考え、市内で物件を探し始めました。市の補助金制度や商工会議所のサポートがあったことも創業を後押ししてくれました。
Q.利用した支援制度と役に立ったことは?
市の創業促進事業補助金を利用しました。創業にあたっては不安もありましたが、この制度のおかげで金銭面・精神面での不安が解消されました。また市役所では経営アドバイザーと面談することで、開業前の準備から開業後を見越した事業計画まで立てることができ、余裕を持って取り組むことができました。
Q.周囲のサポートは?
友人や知人にもたくさん支えていただきましたが、特に同業である近隣飲食店の方々にとても助けていただきました。茨木に帰ってきたのは数年ぶりだったので、分からないことも多々あったのですが、仕入れ業者の紹介や悩み事の相談に乗っていただくなど、とても親切にしていただきました。
Q.創業前・後に苦労したことは?
創業前はコロナ禍に小さな飲食店を創業することに悩みました。また世界的なサプライチェーンの混乱のため厨房機器や店舗資材の納期が遅れたことにより、開業も予定より遅れてしまいました。ですが、このような時期にもたくさんの方々にサポートしていただき、開業することができました。
創業後も苦労はありますが、友人やお客様に日々支えていただいており、感謝の気持ちでいっぱいです。
Q.創業して良かったと感じること、事業のやりがい
友人やお客様が喜んでくれる姿を見て、創業して良かったと実感しています。人との繋がりを感じながら自分のお店ができること、それが一番の喜びです。今後も支えていただいている方々に恩返しができるよう、日々頑張っていきたいです。
Q.今後の目標、チャレンジしてみたいこと
まだオープンしたばかりですが、地域の方々に愛されるお店をこれからも目指していきます。将来的には茨木市の方々に、「地元にこんな素敵なお店があるんだ」と誇りに感じてもらえるようなお店にしていきたいです。
Q.これから創業する人へのメッセージをお願いします!
創業を悩んでいる人もいると思いますが、まずはしっかり事業計画を立てることが大事だと思います。そして、その際は商工労政課へ連絡し、市の経営アドバイザーに相談するといいと思います。一人では気が付かないことも専門家からアドバイスをいただくことで、色々と気付かされることがありました。自分の中でぼんやりしていたことも明確になり、しっかり事業計画を立てることができました。創業させる際は、ぜひ市の制度を活用してみてください。
【店舗情報】
店名:PAUL FRAIN CAFE&DINER
住所:茨木市稲葉町1-12-102
電話:072-667-0150
定休日:月・火(祝日の場合は営業)
営業時間:17:00~23:00
- この記事に関するお問い合わせ先
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茨木市 産業環境部 商工労政課
〒567-8505
大阪府茨木市駅前三丁目8番13号 茨木市役所本館7階
電話:072-620-1620
ファックス:072-627-0289
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更新日:2023年02月07日